くらし

【中古住宅】 広がる選択肢

投稿日:2016年12月4日 更新日:

 

はじめに

 古い住宅を買ってリノベーション(大規模改修)して過ごしたり、世代や職業の異なる人がシェアハウスで共同生活を送ったり。生活の多様化に伴い、住まいの方が多彩になっている。戦後70年の住宅の歩みを振り返り、現在の住まい方を見つめ直すことで、これからの住まい像を探った。

今までは新築住宅が主流

 日本では長い間、新築住宅の供給が優先されてきた。戦争中に空襲などを受けて多くの住宅が焼失し、終戦直後に420万戸の住宅が不足したからだ。その解消が戦後復興の大きな目標となった。

1950年に住宅資金を貸し付ける住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)も発足し、集合住宅を大量に供給。ダイニングキッチンなどを備え、近代的な生活にあこがれる人からの応募が殺到し、1962年に入居の始まった赤羽台団地(東京)は、倍率が100倍を超える部屋もあった。

民間企業の参入

民間企業も住宅建設に参入。1960年前後には、工場生産した部材を現場で組み立てることで工期を短くする「プレハブ工法」の住宅も登場。それを手掛けた大和ハウス工業は、「注文が相次ぎ、施工を担当する人材確保のため、奔走した」と聞く。経済成長に沸く1970年代前後であった。

 1968年には住宅数が世帯数を上回り、数字の上では住宅不足は解消された。しかし、国は経済を支える産業として育成を続けた。国土交通省によると、住宅流通に占める新築の割合は2008年で8割を超える。一方で空き家が近年増え、社会的な問題になっている。

新築から中古へ

 景気停滞などの影響で、住み手の意識は必ずしも「新築優先」ではなくなりつつある。住宅のリノベーションを手掛ける設計事務所によると、新築に比べ割安な中古物件に注目する人が最近増え、年間約50件の改修依頼が寄せられる。

中古住宅を有効に活用することで、暮らしに合わせた家造りができ、立地や間取りなど、暮らしの選択肢が広がることに消費者が気付き始めた。

まとめ

国も中古住宅の流通を促すため、購入や改修のためのローンや建物検査の普及に取り組み始めた。最近は、自ら壁の色を塗り替えたり、家具を作り直したりする人が増え、住まいへの関心が高まっている。通称「DIY」。男性のみならず、DIY女子と言う言葉も生まれ、ホームセンターではだれでも気軽に作業できるよう「DIYコーナー」まで用意されていて、住まいへの関心が高まっている。人口減少が進む中、住宅の新築を抑制し、中古住宅を有効に活用していくことが欠かせない。

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-くらし
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

結局のところ、ネットオークションはどこがオススメなのか!?

  部屋を掃除すると不要なモノが出てきたり、見つからなかった探しモノが出てくることがよくあります。 不要なもので今後も使う見通しがないものはどのように処理していますか??   ネッ …

日本人は歩き方を知らない

  ぼくは、海外にいるときはほぼサンダルでの生活でした。 時にはドミトリーで暮らすバックパッカーの同志にサンダルを奪われそうになった時もあるくらいサンダルは履き心地が良い。   い …

車の税金について調べてみた

はじめに 自動車にかかる税金は種類が多く、仕組みも複雑だ。燃費が良い車の税金が軽減される「エコカー減税」の制度も大きく変わる。自動車関連税制の内容を改めて整理してみた。   車の税金は9種類 …

no image

次世代エコカーなら断然PHV

はじめに   最近、住宅街や商店街を歩いていて耳にする機会が増えた「※車両接近通報装置」の音。 ※2018年以降の新型車には義務付け予定 「ぶいーん・・・・」というか「ふぃーーー」というか、 …

no image

ローン借り換えのチャンス

コンテンツ1 はじめに2 住宅ローン金利の種類3 借り換えの目安4 金融機関を利用する為の手数料5 ローンを組む際にかかる諸費用6 まとめ はじめに 住宅ローンの金利が過去最低を更新していて、お金の借 …

Follow Us

Myprofile


五十嵐慶太
1985年1月22日生まれ
2017年1月25日より世界一周へ。
旅をしながら家族の大切さを問いかける。
プロフィール詳細は自己紹介のページをご覧ください。
連絡先はこちらまで↓
greenfamily0122@gmail.com
ブログランキング参加中!!!

にほんブログ村