どうも。
旅するようにゆるりと生きる、けーたです。
ここまで順調に旅を続けてこられたのも、旅の発起人であるざわざわ先生と、
運転手けーいち君のおかげだと思う。
改めて、感謝します。
奥只見ターミナルにて
食堂のおばさんにダムカレーを積極的に勧められ、否応無しにダムカレーを注文ることとなった僕たち。
他のメニューに魅力を感じなかったわけではないが、ダムと言ったらこれでしょ!と自分の心の中でも決めていた。
ちなみにダムカレーの定義みたいな記事
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他のメニューにはわっぱ飯や、山菜定食など新潟出身の僕にとってはいまいち、今食べたいという直感が無かった。せっかくダムに来たので。
注文したダムカレーが待ちきれなくて、
ダムカレーカードの写真枠に納まりたがる運転手のけーいち君。
ダム堤をバックに写してあげたかったが、君の印象が濃すぎるんだなぁ。
もはや風景と一体化している。
下の方をよく見ると、「ダムカレーを手に持ち」って書いてあるんだよね。
フレームの枠を持ちながらなんて、どこにも書いてないんだけど。
ダムカレーをひとくち食べたらそんなことはどうでもよくなっていた。
ごはんに隠れて見えないが、ふきのとうの天ぷらが添えられている。
山菜が苦手な人は、注文の際に「ふきのとう食べれる??」って食堂のおばさんが聞いてくれるので心配は不要。
皿からこぼれそうなほど並々盛られたカレー。
カレーは好きで一週間に一回は食べている僕ですが、こういった観光地で食べるという雰囲気がまた、小さな隠し味としてトッピングされてるんだろうなぁ。
ひとくち、ひとくちスプーンから自分の口へ運ぶたびに、
「あぁ、こうやってみんなで食べてる瞬間が一番幸せかもしれないな」
そんな気持ちになって、ひとくちずつ噛み締めながら食べていた。
昼飯も食べてお腹も満たされた僕たちは、おそらく一日の中で一番活気がでてきていたはずだ。
その足取りは軽やかに、スロープカー乗り場までテクテク、テクテクと進んでいく。
駐車場からダム広場まで標高差で約50mあるので、軽く登山して登っても良かったのだが、食後のおじさん3人組にはそんな体力と気力は残っていなかった。
スロープカー乗り場までの足取りだけが軽かったのである。
スロープカーは片道で大人100円/子ども50円となっている。
車いすでも乗り入れ可能で、足腰の弱いお年寄りはぜひ活用した方が良いと思う。
待つこと10分。
緑の箱型ゴンドラが来た。定員は40名。
なぜ、緑色なのか調べたところモリアオガエルをイメージしてデザインされているとのこと。
この先に、いよいよ待ちに待った遊覧船が僕等を出迎えてくれる。
実は、僕等は産まれてこのかた何十年も生きてきたが、未だに遊覧船に乗ったことがなかったのだ。
ギラギラした目でスロープカーを見詰めていたら、少年の頃の夏休みの思い出が記憶の底から蘇ってきた。