
「もっとバランスよく生きたほうがいい」
「仕事も生活も、心も整っている人が成功する」
そんな言葉を、私たちは何度も聞いてきました。
でも実は――
バランスの良くない人こそ、起業に向いている
私はそう感じています。
バランスの良さは「組織向き」、偏りは「起業向き」
バランスの良い人は、
・空気を読む
・周囲に合わせられる
・安定した判断ができる
これは、組織で働くうえでは大きな強みです。
一方で起業に必要なのは、
・人と違う視点
・極端なこだわり
・「これだけは譲れない」という偏愛
つまり、バランスの悪さです。
「偏り」は欠点ではなく、素材である
・一つのことに夢中になりすぎる
・興味のある分野とない分野の差が激しい
・感覚派で合理的に動けない
こうした性質は、会社員としては「扱いづらい」と見なされがちです。
しかし起業の世界では、それが
そのままコンセプトになり、ブランドになります。
整いすぎた人より、
少し歪んでいる人のほうが、記憶に残るのです。
和ハーブと洋ハーブを融合させた理由
私が取り組んでいるのは、
和ハーブと洋ハーブを融合させた新しいセルフケアの形です。
これも、バランスが良くない発想から生まれました。
・伝統が好きだけれど、海外の知識にも惹かれる
・理論も大事だが、感覚も信じたい
・整えたいのに、完璧にはなれない
この「どっちつかず」こそが、
和でも洋でもない、新しい価値を生みました。
起業とは「自分の歪みを許すこと」
起業は、
「自分を整えること」ではありません。
自分の歪みを、そのまま使うことです。
苦手なことは外注すればいい。
できないことは、やらなければいい。
それよりも、
・なぜか語れてしまうこと
・時間を忘れて没頭できること
・人から「変わっている」と言われる部分
そこに、事業の種があります。
バランスが悪いあなたへ
もしあなたが
「自分は偏っている」
「生き方が不器用だ」
と感じているなら。
それは、起業に向いているサインかもしれません。
整っていないからこそ、
まだ世の中にない価値を生み出せる。
バランスを取ろうとしなくていい。
偏りを、育てていけばいい。
起業とは、
自分を修正することではなく、
自分を肯定することなのです。

