
現在、私はフィンランド語を勉強しています。
学び始めたきっかけは「北欧に惹かれたから」でしたが、実際に学んでみると、フィンランド語は想像以上に個性的で、知れば知るほど魅力にあふれた言語だと感じています。
今回は、フィンランド語を学んで感じた魅力を、ブログ記事としてご紹介します。
1. ヨーロッパなのに“まったく違う”言語
フィンランドはヨーロッパの国ですが、フィンランド語は英語・フランス語・ドイツ語などとはまったく系統が異なります。
フィンランド語は「ウラル語族」に属し、日本語と同じく語順が比較的自由で、感覚的に親しみやすい部分もあります。
例えば、
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minä = 私
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sinä = あなた
といった人称代名詞もシンプルで、発音も基本的にローマ字読み。
最初は長い単語に圧倒されますが、ルールを覚えると意外と読みやすい言語です。
2. 音の響きが美しく、どこか静か
フィンランド語を聞いてまず感じたのは、静かで透明感のある響き。
子音が少なく、母音が多いため、まるで森や湖の中で響くような優しい音に感じられます。
たとえば、
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Kiitos(ありがとう)
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Hyvää päivää(こんにちは)
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Rakastan sinua(あなたを愛しています)
どれも柔らかく、穏やかな印象を受けます。
フィンランドの自然や静かな暮らしと、とても相性の良い言語だと感じます。
3. 言葉にフィンランド人の価値観が表れている
フィンランド語には、フィンランド人の生き方や考え方が色濃く反映されています。
有名なのが「Sisu(シス)」という言葉。
Sisuは、「困難に立ち向かう内なる強さ」「静かな忍耐力」を意味し、他の言語にぴったり当てはまる言葉がありません。
この言葉を知ったとき、フィンランド人の粘り強さや誠実さが言語に刻まれていることを感じました。
4. 難しいけれど、学ぶほど面白い
正直に言うと、フィンランド語は簡単な言語ではありません。
名詞の格変化は15種類以上あり、最初は頭が混乱します。
しかしその一方で、
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文法がとても論理的
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例外が少なく、ルール通りに変化する
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学べば学ぶほど理解が深まる
という特徴があり、パズルを解くような面白さがあります。
「難しい=つまらない」ではなく、「難しい=やりがいがある」言語だと感じています。
5. フィンランド文化がもっと身近になる
フィンランド語を学び始めてから、サウナ文化、北欧デザイン、教育、幸福度の高さなど、フィンランドという国への理解が一気に深まりました。
言語がわかると、ニュースや音楽、文学の感じ方も変わります。
特に、フィンランド語の歌や詩は、英語とは違った静かな感情表現があり、心にじんわりと響きます。
まとめ:フィンランド語は「静かに心に入ってくる言語」
フィンランド語は派手さはありませんが、
静かで、誠実で、自然と調和した美しさを持つ言語です。
学ぶほどにフィンランドという国、人、価値観が見えてきて、
言語を通じて「生き方」まで学んでいるような感覚になります。
もし北欧やフィンランドに少しでも興味があるなら、
「Kiitos」から、フィンランド語の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
きっと、ゆっくりと、でも確実に魅了されていくはずです。

