月日が経つのは本当に早いもので、マイナンバーカードの発行開始から6年が経過しました。
あなたは、マイナンバーカードの申請をおこないましたか?
私は既に3年ほど前に取得しました。
ですがマイナンバーカードの取得率は未だに低く、ワクチンの接種率よりも少ないのが現状です。各自治体が取得率向上へ向けて試行錯誤しているようですが思うように進んでいません。
それはなぜなのか??
保険証代わりになるとも言われていますが、
正直、実生活では免許証と保険証のどちらかがあれば十分ですもんね。
そんなマイナンバーによる電子化が世界で一番進んでいる国があります。
それは。。。
北欧バルト三国のひとつエストニアです。
人口約130万人の小さな国なんですが、
現在IDカードを96%の国民が日常的に活用し、
世界最先端の電子政府化に成功しています。
同政府は2002年からIDカードを発行し、
住民はこのカードによって、
現在さまざまな行政サービスを電子的に手続きできます。
出生届、住民登録、納税、医療サービス、投票など。
役所に行かなければできない手続きは、結婚、離婚のたった2つだけです。
電子化を普及させるためのひとつの鍵が、
変造を検知する技術です。
各省庁のデータベースをインターネットで結び、
そのネットワークで改ざん検知ができる技術を導入し、
電子政府の信頼性を高めてくれます。
エストニアは、
IDカード活用に向けて時間をかけて地道な努力を続けてきました。
さまざまなサービスの電子化をひとつひとつ実現して、
国民が利便性を感じられるようにし、
公民館などを利用してWEBリテラシー(情報を活用する能力)の向上に努めてきたのです。
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日本が学ぶべき点は多いですね。