8月の日めくりカレンダーが残り僅かとなり、
夏休みを巻き戻したいと感じていたあの頃。
少年のような心を胸に秘めた僕らは、
夢中で角田山を駆け上がった。
角田山灯台コース駐車場
駐車場は上の地図をご参照ください。
夏のこの時期は日本海の波がとても穏やかで、
見ていても飽きず、時間を忘れてしまう魔力を秘めた素晴らしい山です。
整備された登山道
とても歩きやすいことこの上無いですよーーーって道もあれば、
なんだこの岩場は!!!って思わず絶叫してしまうくらい冷や汗がでる道もあります。
そう、なぜならこの灯台コースは角田山一番の難所だからです。
これは「キツネノカミソリ」っていうお花です。
とても鮮やかな橙色が特徴で、この時期はかなりの数が群生していました。
一度、見てみる価値はあります。
ちなみに山頂はほとんど景色が良くないので、稲島コース側にちょっと下るとこんな絶景が待ち構えています。
稲刈りを待ちわびている稲が若干光って見えますね。
「鐘は俺のもんだー!」って写真を撮りたかったわけじゃないけれど、
なんかそんな感じになったm(__)m
何をしたかったかはご想像にお任せします。
初対面で初登山
角田山の灯台コースを上から初めて見た時、
この青い空と青い海に思わず僕は唾を飲み込んだ。
何度も登っているとその感動は徐々に薄れていき、
次第に何も感じなくなって、なんだか自分が嫌になった。
だから、海外へ行って新鮮な何かに触れたかったのかもしれない。
今こうして、
初めて山登りする人の背中を後ろから見ていると、
感動を体で受け止めている感じがすごく伝わってきた。
僕も、きっと今までこの灯台コースを登ったことがある人も。
最初はこんな感じだったんだよね。
忘れちゃいけないよな、
初心。
あ、やばい。
梨の木おじさんは後編で登場させます、絶対。