近年、東南アジアはバックパッカーにとって人気の渡航先ですが、世界情勢が不安定な現在、渡航前に最新の治安情報を確認することが重要です。
すでにテレビや新聞、SNSでも情報が提供されていますが、
最近、オンラインゲームやSNSで知り合った面識のない人物から、タイなど海外での仕事を紹介され、最終的にミャンマーの特殊詐欺の拠点に連れて行かれ、特殊詐欺に加担させられる事案が発生しています。
これらの地域は少数民族武装組織が実質的に支配しており、ミャンマー当局の活動が及びにくい状況です。
特殊詐欺の拠点が数多く所在するミャンマーとタイとの国境周辺地域は、少数民族武装組織が実質的に支配している地域であり、ミャンマー当局の活動が及びにくい地域となっています。そのため、これらの地域で犯罪に遭われた場合、救出や解決が容易ではない可能性があります。
外務省は、オンラインで知り合った人物からの海外での仕事の誘いには注意し、家族や警察に相談するよう呼びかけています。相談窓口として、外務省領事サービスセンター、警察相談専用窓口（#9110）、在ミャンマー日本国大使館の連絡先が記載されています。
外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
1. テロ・誘拐のリスク
- 一部の地域では、イスラム過激派組織によるテロや誘拐のリスクが高まっています。特に、フィリピン南部やインドネシアの一部地域では、注意が必要です。
- 外務省の海外安全ホームページなどで、最新の危険情報を確認しましょう。
2. 政治情勢の不安定化
- ミャンマーでは、軍事クーデター以降、政情が不安定な状態が続いています。デモや衝突に巻き込まれる可能性もあるため、渡航は控えましょう。
- タイやカンボジアなど、他の国でも政治情勢が不安定化する可能性はあります。渡航前に最新のニュースをチェックし、デモや集会には近づかないようにしましょう。
3. 犯罪の増加
- 観光客を狙った窃盗や詐欺などの犯罪が増加傾向にあります。特に、夜間の外出や人混みでは注意が必要です。
- 貴重品は分散して持ち、常に警戒心を持ちましょう。
4. 感染症のリスク
- デング熱やマラリアなど、東南アジア特有の感染症に注意が必要です。渡航前に予防接種を受け、虫除け対策を徹底しましょう。
- 新型コロナウイルス感染症も依然として流行しています。渡航先の感染状況を確認し、感染対策を徹底しましょう。
5. 自然災害のリスク
- 東南アジアは、地震や台風などの自然災害が多い地域です。渡航前にハザードマップを確認し、緊急時の対応策を考えておきましょう。
6. その他
- 物価の上昇：世界的なインフレの影響で、東南アジアでも物価が上昇しています。予算オーバーにならないよう、事前に情報収集しておきましょう。
- 気候変動：近年、異常気象の影響で、洪水や干ばつなどの被害が多発しています。渡航前に最新の気象情報を確認しましょう。
安全な旅のために
- 外務省の海外安全ホームページや渡航先の日本大使館の情報を確認しましょう。
- 旅行保険に加入し、万が一の事態に備えましょう。
- 現地の人々の文化や習慣を尊重し、トラブルを避けましょう。
- 最新の情報を常に確認し、安全な旅を心がけましょう。
最後に
東南アジアは魅力的な地域ですが、安全に関する情報を十分に把握し、慎重な判断をすることが重要です。
参考情報
- 外務省海外安全ホームページ
- 各国・地域情勢
その他
- 上記以外にも、渡航先の国や地域によって特有のリスクが存在します。渡航前に必ず最新の情報を確認してください。
- 安全に関する情報は常に変化します。渡航中も最新の情報を確認するようにしてください。
- 上記以外にも、東南アジアへの渡航を控えた方が良い理由として、以下のような点が挙げられます。
- 医療体制の脆弱性：一部の地域では、医療体制が十分に整っていない場合があります。
- 交通インフラの未整備：一部の地域では、交通インフラが未整備で、移動に時間がかかる場合があります。
- 言語の壁：英語が通じない地域も多く、現地語の習得が必要となる場合があります。
これらの情報を参考に、安全で楽しい旅の計画を立ててください。
