どうも。
「グリーンふぁみりー」という山登り・キャンプサークルを運営している、けーたです。
どんなグループかはネットで検索してもらえると助かります。
要は、山登りやキャンプを趣味としたもの同志が集まり、自由気ままに楽しむというものです。
本当に自由すぎるので、最近サークルと呼べるのか疑問に思える今日この頃。
先月、今年最初の山登り企画を開催したのですが、初めてハプニングに見舞われました。正直、登山ガイドやインストラクター、救急知識も独学で身に付けたような人間ですので、山に対しての免疫が低すぎるんだと思います。
山登り素人の皆さんに、少しでも警告を促すべく行動はしているのですが、僕の緩すぎるキャラからして、あまり熱意は伝わらないようです。
よって、この記事で警告を促します、、、
事件当日
3月の下旬。
前日にまさかの雪が積もり、スノータイヤを交換したばかりの僕は、恐る恐る現場=山登りへ向かいます。
角田山桜尾根コース
メジャーな登山口ではないので、角田山隠しコース的存在。
一時間半ほどで山頂に行ける、いわば超初心者コースだ。
ですが、当日は天気も良く登山者も結構いました。
波音を立てるような強風が吹き荒れる中、登山開始。
小一時間ほど歩き始めたところで、登山道が雪で覆われてきました。
その代わり、風はだいぶ収まってきた。
スニーカーでの参加者もいるので、少々不安を拭えないまま僕は先頭を歩く。
ひょっこりはんのようにちょいちょい後ろを振り返り、全員の生存を確認する。
一番ペースが遅い人を最後尾にしてしまった僕の采配ミスだったと思う。
どうも最後のひとり(カメラマン役)が待てど暮らせどやってこない。
心配した登山メンバーが探しに行くが、なかなか来ないので僕も一緒に。
万が一、転落していないか確認しながら下山していくと、
別の登山グループがスマホを拾ったと教えてくれた。
嫌な予感が頭を過ぎる。
行方不明?
転落?
LINE電話で本人掛けてみた。
落としたスマホに着信あり。
え、うそでしょ、、みんなの顔が青ざめる。
すれ違う人に、「カメラを持った人見掛けませんでしたか?」って聞いたが、誰も見ていないという。いや、生きていればそんなことはない。
実際は、その場から10分ほど下ったところに本人(カメラマン)はいた。
スマホを探しに下山開始したらしい。
なんで、すれ違う登山者が本にを見ていなかったのかが、一番気になる。
一騒動あったが、遭難ではなくて良かった。
反省点
とにかく声かけをすることだ。
例え、ひとりの人が「先に行っていいよ」と言っても、そこはじっと我慢してみんな待つことにしよう。
雪山にスニーカーで挑むというのは、本人の安全意識欠落によるものかもしれないが、そこはきっちりと「危険ですよ」って言うべきだった。
テレビや新聞で毎週のように登山遭難者が出て、捜索隊が探しに出向いている。
山登りは常に危険と隣合わせであるということをたくさんの人に届けたいと思う。
特にこれからは、山登りのシーズン。
ひとりひとりの安全意識を高めることが、遭難事故を減らす最善の解決策だ。
カタクリも見ることができた。生きてるって素晴らしい。