はじめに
就活生のみなさま、僕も同じような立場です。毎日、お疲れですよね。こんな状況でも僕は毎日ブログを更新するようにがんばっています。
就活の初期段階では、エントリーシート(ES)の提出と適性検査の受検が、本格選考に臨むための重要なステップとなります。
どんな対策を進めればよいのか、ポイントをまとめました。
強調する点を決める
ESは、志望動機や自己PRなどを書き込む応募書類です。企業は、採用活動を開始すると、自社や就職活動会社のサイトなどを通じて応募を受け付けます。学生が名前や連絡先を登録すると、ESを提出するよう求められます。
書類だからといって油断は禁物。ESで応募者の半数以上を門前払いする企業もあり、適当に書いて出すと足をすくわれますので注意が必要です。
ESは言ってみれば『ゼロ次面接』。目の前に面接官がいるつもりで、真摯に取り組んでほしい。
ほぼ確実に聞かれるのが、「学生時代に力を入れたこと」です。学業、サークル活動、アルバイトなどの経験の中で一番自信があるのは何かをはっきりさせ、ESのなかで強調する点を決めておくといいそうです。
提出の締め切りは応募受付から1~2カ月後が見込まれます。最近は手書きのESは少なくなり、パソコン画面上で、指定の書式に記入して送るスタイルが一般的です。複数の企業のESに、同じ答えを複写して貼り付ける「コピー・アンド・ペースト」機能を使う学生もいますが、間違いが無いか、よくチェックする必要があります。
応募する企業の数が多くなると、どの会社にESを提出したのかわからなくなることがあります。手帳などに記録して管理しましょう。
例題集や対策口座
一方、適性検査は、国語や数学、英語などの能力を試したり、本人の行動や考え方など性格を調べたりして、仕事上の適性を診断するテストです。ESの提出後、連絡を受けた学生が、面接の前に受けるのが一般的です。
専門の業者が作成した問題を学生に解かせることが多く、志望する企業によって、問題のタイプが異なることがあります。過去にどの業者のテストが使われたのか、わかる範囲で調べ、例題集を解いたり、大学のキャリアセンターの対策講座などを受験するといいでしょう。
3月になると、会社説明会への参加や、ESの作成などで忙しくなる。適性検査の対策は、早めに進めてほしい。
対策のポイント
- 「学生時代に力を入れたこと」「自己PR」など、ESでよく聞かれる質問の答えを、友人や家族に話し、意見を聞く。
- 志望する会社のOB・OGを訪問する。
- 市販されている適性検査の例題集を解き、問題の傾向や制限時間に慣れておく
- 大学のキャリアセンターに相談したり、ESや適性検査の対策講座を受講したりする。