「起業」という言葉を聞くと、自分には絶対無理だと考える人もいれば、お金と時間さえあればやってみたいと思う人、さらには面白そうだから是非やってみたいという三者に分かれる。
あなたはどのタイプだろうか。
多くの日本人は自分には無理だと考えている人が非常に多い。
世界銀行が発行している「ビジネス環境の現状」に「起業のしやすさ」が国ごとにランキングづけしてある。
これを見るとニュージーランド、カナダ、香港などが上位を占めており、
日本は190ヵ国・地域のうち89位となっている。
振り返ってみると年々、ランキングは下落していることがわかる。ここまで起業をする意欲が低下しているのは様々な理由があるだろうが、大企業を支援し続けてきた政権の影響も大きいのかもしれない。
それを踏まえてか、スタートアップ担当大臣という新しいポストが誕生した。
すでに若手で優秀な人材は海外へ流出している。ちょっと手遅れ感は否めないかもしれないが、日本のスタートアップを今後5年で10倍に増やす方針。
誰もがやりたいことを実現できる社会へ一歩進むといいなぁと私は考えている。嫌なことを淡々とこなしながら、毎日、仕事の愚痴を言う日々から卒業してほしい。
起業するために必要なこと
行動力や忍耐力など組織をまとめる上で必要な事も確かに重要だが、一番重要なのは「好奇心」じゃないかなと思う。
特に小学生の頃の夏休みの自由研究みたいに。
そんな小さな「好奇心」をなぜか大人になると忘れてしまう。正確に言うと忘れていくのではなく、考えるのが面倒くさくなっているだけだ。
楽しいことを考える余裕もないほど、忙しない毎日を過ごしている。
これが本当に自分の生きたい人生なのかと、時々自問自答するといい。
大丈夫、何歳になっても遅すぎるチャレンジはない。自分を信じよう。