前回まではこんな感じ↓↓↓
ぼくのとった行動は!?
お金を追加で支払えば預け手荷物として登録できるのだが、押し寄せる行列の波。英語でうまく説明できない僕。
仕方なく、機内持込み荷物としてバッグを2つ持っていく。
もうなるようになれとばかりに、僕自身半ばヤケクソになっていた。
セキュリティーチェックで完璧に引っかかるに決まっているのに、この時のぼくはテンションがおかしくなってしまったかのように前へ突き進むことしか考えていなかった。
まるで、猪のように。。。
で、荷物検査のコンベアへ荷物を通すと・・・・・
案の定、係員に呼びつけられて、バッグの中身を出すように指示される。中身を8割ほど出したところで、「爪切り」、「シャンプーボトル」、「歯磨き粉」が没収された。
この時点でぼくは日本へ帰りたいと切に思った。
「今度は気をつけろよ(^-^)」と笑顔で係員に言われて、
半分可笑しな人間だと勘違いされたところで、荷物検査も終了。
命も差し出す覚悟だったが、気持ちを切り替え、また前へ前へ。
T字のカミソリは没収されなかった。
本来であれば、この類も機内への持ち込みは禁止なんですけどね。
変な所で見過ごされている部分がある。
カンボジアを出国して約一時間後、バンコクのドンムアン空港へ到着。
要はここが、トランジット(乗り換え)空港になるわけです。
この空港で再び荷物検査。
そして、これ以降ぼくは荷物検査に関してはまったく恐れることなく、胸を張って旅をすることができました。
だって、もう失うものはないからね。
万が一、何か入っていても命までは取られない。
大丈夫、荷物検査なんてそんな悩む問題じゃないよって、
今は声を大にして言える。