ブッダガヤへ
コルカタからガヤへやってきました。
ブログで書いているとあっと言う間の出来事のように感じてしまいますが、インドでの交通手段はなかなか初心者にとってはレベルの高いものでしたよ。
ガヤから田舎町のブッダガヤへ行くにはちょっと距離があるので、タクシーを手配し宿泊先であるホテルを目指します。
乗る前に充分値切って、150ルピーにしたのに到着したら250ルピーになっていました。まぁインドではこれが日常茶飯事。チップだと思って割り切りましょう。
ゲストハウスに到着すると
ブッダガヤでの僕の拠点は「ラマゲストハウス」。
このラマゲストハウスはこの地域では有名で、オーナーのラマさんは元観光ガイドだったそうだ。どうりで、日本語もかなり上手い訳だ。
待合室には日本人との写真が掲載されていたり、観光ガイドをしてくれたラマさんへのお礼の文章が一冊のノートに記されていた。
ブッダガヤの名所はどこか、これを見れば一目瞭然だった。
マハーボディ寺院、断食山、トトロの木、スジャータ村、あと世界各国のお寺ですかね。
僕は来て早々にチャイを一杯いただいた。お店で飲んでも30ルピー程度なのだが、タダで何杯でも飲めるのは嬉しい。
でも、「飲みすぎると身体に毒なんだ」って言ってラマさんは飲まなかった。
本場インドのチャイを初めて飲んだ感想は、ミルクティーに近かった。意外と甘い。
チャイの時間が終わると・・・
飲み終わって、空になったコップを眺めていたらラマさんが日本語で僕に話しかけてきた。
「1000ルピー(約1800円)でブッダガヤを案内するからいかないか?」
まったくガヤについて調べていなかった僕にとっては朗報だった。これだけ日本語が上手い人から案内してもらえるなんて運がいい。
どの道、ブッダガヤの観光名所はバイクで移動しなければ見れない場所が多いからだ。
僕は旅の身支度をして、ノーヘルでラマさんのバイクに跨った。
ミャンマーでのバイク旅から、またバイクでの旅が始まった。異国の地で風を切るこの感覚は何度経験してもワクワクする。
はじめて見る景色。
はじめて嗅ぐ匂い。
はじめて食べる物。
すべてが新鮮だった。