どうも。
旅するようにゆるりと生きる、けーたです。
スマホやパソコンの画面ばかり見ていると、僕のように肩の筋肉が凝り固まり、
万年肩コリってやつになってしまうので。
時には、旅に出ましょう。
さて、今宵も旅の続きの話を始めましょう。
前回までのあらすじ
トリッピースの企画に初参加して、石川県名物「雪だるま祭り」を鑑賞しに行きました。
総勢12名のちょっとした団体様ご一行となった僕らですが、会場では人が多すぎて各自個別行動。
途方に暮れてしまった一部のメンバーは、近くの温泉を目指します。
私は、途方に暮れていたわけではないのですが、個人的に寒いから温泉に入りたいという欲求が最高潮に達していた為、
温泉へレッツゴー・・
入浴後、宿泊先のコテージへ戻りましたとさ。
コテージとカニ鍋と宴会と
本来、朝飯になる予定だったはずのカニ鍋を夕飯で頂くことになりました。
その理由は、雪だるま会場であまり食べ歩きできなかったから。
みんながお腹ぺこぺこというわけではなかったようですが、シェフが作ると言ったからには食べないわけにはいきません。
グツグツと煮込まれた鍋からは美味しそうなカニの匂いがして、部屋中に広がります。
かなり大量に買ってきたお酒プラス飛騨のどぶろく。
そして、甘いものやスナック率いるお酒のおつまみ軍団。
ですが、僕にはカニ鍋以上に初対面のみんなの仕事の話や旅の話を聞けたことが、とても良い思い出となった。
例えばこんなお話し
ダブルベッドがひとつ部屋にあるとしよう。
女性は二人で並んでベッドに寝ても気にならないというが、男性がダブルベッドで2人で寝てる姿は見たことがないという。
それはなぜかというと、朝起きた時にむさ苦しい男の顔を見たくないからだそうだ。
なるほど。ちょっと考えただけでインフルエンザにでも罹ったような異次元の寒気が襲ってくる。
みなさんは、どう思いますか??
・・・・。
僕自身東南アジアを周遊してきたが、
そんなものはチッポケに思えるくらいみんな色んな国に行ってるんだなぁ。
旅をしてきたリアルな話をしてくれる彼らの目は、いつも以上に輝いて見えた。
旅好きな人が集まると、こうも楽しいものかと朝まで飲めや食えやのどんちゃん騒ぎ。
さすがに、朝までは体力的に厳しいので、夜中の2時には切り上げました。
コテージの朝は気持ちが良い。
旅に出ると、どんなに遅く寝ようが早く眼が覚めてしまう癖があります。
早起きは三文の得とも言いますし、目覚めがスッキリしていれば何も問題はないのです。
さて、ちょっと肌寒いけどコートを着て、ひとりでキャンプ場をフラッと歩いてみました。すると、もう一人僕に付いてきた人がいた。
二人で仲良くお散歩し、太陽に向かって凍えるような空気を吸い込みながら深呼吸をしてみた。
トリッピースで出会えた人々は、僕の人生の思い出に最後まで刻み込まれることだろう。出身地はそれぞれ違う。
新潟、大阪、京都、岐阜、三重、兵庫、福井。
時々、関西弁とどこの方言かわからない言語が飛び交う会話は今でも思い出す。
一期一会の旅から別れがはじまる瞬間はいつでも湿っぽい。
名残惜しい僕等の旅には、もう一幕の続きがある。
差し支えなければ、次も読んでほしい。