サバイディー!
今回のブログ執筆場所はラオスのルアンパバーン国際空港です。
ここではパスワード不要で誰でもwifi使い放題です。
その分、セキュリティは軟弱になりますが、ホテルやチケットの決済をネットでやらなければ特段問題はないでしょう。
ベトナムへの出国まで時間が余り過ぎているので。。。
初ドミトリーにチャレンジ
上海ブルーマウンテンというホテルで初のドミトリーにチャレンジしてみました。
ドミトリーとは男女共同で同じ部屋を使うことで、基本的に2段ベッドが複数部屋にあります。
今回僕は男女共用2段ベットで8人がひとつの部屋をシェアします。
人数が多いほど宿泊料金が安くなるので、バックパッカーにとってとても優しい宿なのです。
言葉がわからないけれど、ちょっと新鮮味がありワクワクしていました。
ですが、そんな新鮮味も最初だけで慣れない外国語とドミトリーの生活に四苦八苦しながらかなり精神的に追い詰められていました。
まず、ドミトリーの仕組みがわからないので、ベッドはどこでもいいのかという戸惑い。そして、チェックアウトする際は枕カバーとシーツを受付に返却するということ。だが、後々この経験がこれからの旅でかなり生かされました。
そんなところ運良く出逢った、日本語が通じるしっかりしてそうな白人男性が僕にドミトリーの部屋のカギの使い方、そして、ベッドの場所まで教えてくれた。
しかし、また名前が聞けなかった。
What you are name?
今なら普通に言えるが、これが喉の奥から出てこない。そんな風にまごまご顎を動かしているうちに会話も終わる。この繰り返しだ。
まだまだダメだ、自分。
上海の大晦日
横断歩道前に普通に布団が干してあります。日常的なのか、、それとも大晦日だからなのか。
翌朝、1月26日は日本でいうところの大晦日。上海ではすごく静かな朝を迎えていた。
とりあえず、有名な夜景スポットでも下見してこようかと思い、気の向くままに散歩してみた。
これは魚の開きと奥が肉の腸詰めですね。
これも日常的なのか、大晦日だからなのかはわからない。
ドローンを操る若者がいたり、凧を飛ばしている老人がいたり。
外灘(ワンタイ)まで行くと川辺が近いため、心無しか冷たい風が少し肌に染み渡る。
立派な遊歩道となっており、散歩している人やジョギングしている人を見かけた。ふと思ったのだが、この場所でこれだけ人がいないのも珍しいことなんですよ。
豫園・田子坊・フランス租界
遊歩道を少し歩くと、上海にある世界遺産「豫園」への看板があった。結構歩き疲れてきたが、ついでなので「豫園商城」へ入場してみる。
普段は40元だが、11月から3月にかけては観光客が少ないせいか、30元で入場できる。
ちょうど日本の京都を彷彿させるような上海の歴史を味わえる。
豫園でも人は少なく、ほとんどは旗を掲げたツアーコンダクターが率いる観光客だった。
その後、若者に人気と呼ばれる田子坊を少し覗き、1946年まで約100年間に渡り、フランスの植民地であったフランス租界の町並みを堪能してきた。
ここはヨーロッパかと思うような別世界に入り込んだような感覚となるが、戦争の名残がこんなにもリアルに残っている感情に胸を打たれた。
外灘の夜景
宿に戻り、眠りにつこうとすると、地鳴りのような響きとともに爆竹の音が。中国では今年から爆竹禁止令が出ていたのでてっきり鳴らないものかと思ったが、どうやら新年へのカウントダウンの合図だったらしい。
僕は飛び出して、外灘の夜景スポットを目指した。
朝とは驚くような人の数で、どこにこんなにたくさんの上海人がいたのかと目を疑うほどだった。
人混みをかき分け、川辺のビュースポットへ飛び出すと、
まるで宝石のカケラを散りばめたような絶景が見の前に広がっていた。これが噂の上海の夜景か。
多くの家族連れからカップルまでがここで新しい年を迎える。
明日の朝、僕はバンコクへ旅立つ。
なんだか上海が名残惜しくなった一日でした。