台湾の老街とは?
「老街(ラオジエ)」とは、台湾各地に残る歴史的な町並みのこと。清朝時代や日本統治時代に栄えた商店街がそのまま残っており、赤レンガ造りの建物や石畳の路地に、古き良き台湾の風景が広がります。B級グルメの屋台や可愛い雑貨店が並び、歩くだけでタイムスリップしたような気分になれるのが魅力です。
台北近郊で人気の老街3選
1. 九份老街(きゅうふん)
映画の舞台のような幻想的な街並みで、台湾観光の定番スポット。赤提灯が並ぶ坂道に茶芸館やスイーツ店がずらり。夕暮れから夜にかけての景色はまるで映画のワンシーンのようで、多くの旅行者を惹きつけています。
おすすめグルメ
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タロイモ団子のかき氷
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魯肉飯(ルーローハン)
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阿妹茶楼の台湾茶
2. 十分老街(じゅっぷん)
ランタン飛ばしで有名な老街。かつて炭鉱で栄えた街で、線路沿いに店が立ち並ぶ独特の雰囲気があります。観光客は願い事を書いた天燈(ランタン)を空に飛ばし、幻想的な体験を楽しめます。
体験ポイント
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天燈上げ(色ごとに意味が違う願いを込める)
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昔ながらの商店でレトロな雑貨探し
3. 大渓老街(たいけい)
桃園にある老街で、バロック式の建築が美しいエリア。比較的落ち着いた雰囲気で、地元の人たちが集う市場や食堂も多く、台湾の日常を感じられます。
おすすめグルメ
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豆花(トウファ)
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ピーナッツ飴
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手作りソーセージ
老街を楽しむコツ
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平日の午前中に行くと比較的空いている
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歩きやすい靴とエコバッグを持参
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現金払いが主流のため、小銭を用意しておくと便利
まとめ
台湾の老街は、単なる観光地ではなく「歴史」「グルメ」「体験」がひとつになった魅力的な場所です。九份の幻想的な夜景、十分の天燈上げ、大渓のローカルな雰囲気──どの老街にも、それぞれ異なる物語があります。台湾旅行の際は、ぜひお気に入りの老街を見つけてみてください。
👉 次回の台湾旅では「夜市」とあわせて老街めぐりをプランに入れると、さらに充実した旅行になりますよ!