最近、近所のスーパーの跡地に中古専門店ができました。
買った時は何かがピンと来て買ったにもかかわらず、
あまり使わず、
日頃忘れてるものが多いのかもしれません。
昔の人は金銭を工面する為に、質屋を利用しました。
今では、メルカリやネットオークションが形を変えて存在しています。
売りに出すものは、
大掃除、引っ越し、離婚、遺品整理などの時に整理して、不要なものを買い取ってもらうことが多いと思います。
そんな余計なものを売り、
余分なものを持たず、
自分にとって本当に大切な、最小限のモノだけで暮らす人を「ミニマリスト」と呼びます。
ぼくはバックパッカーとして旅をしていた時、
本当に必要な物って実はそんなにたくさん無いなって実感しました。
あなたにとって一番大切なものは何ですか?と問われたら、
みなさんは何を思い浮かべるでしょう?
高価な貴金属や装飾品、高級車でしょうか?
あるいは、著名な画家や陶芸家の絵画や陶器でしょうか?
ある男性が離婚を機に、
整理した物を手放そうと店を訪れ、
同じ質問をされました。
彼はこう答えました。
「今は特別大事な物はありません。あるとすれば、子どもが小さい時に誕生日にくれた肩たたき券とかですかね」
本当に大切な物はその物よりも、
それにまつわる思い出かもしれない、と感慨深くなりました。
それはお金には代えられませんね。