どうも。
旅するようにゆるりと生きる、けーたです。
連日の猛暑で、山登りやキャンプ以外のインドア系な趣味を発掘せねば・・・
と考えていた矢先、NHKで水彩画講座を放映していて、気が付いたら中学校時代に美術の授業で活用していた絵筆をしっかりと握りしめている自分がいた。
もともと、絵心ゼロで美術に対する画の構成やセンスも無頓着な位に堕落していた僕だったが、思いの外、軽やかに進む絵筆が僕に眠っていた何かを呼び起こしてしまった気がする。
てことで、
試しに庭に咲いていた紫陽花を活けて、こんな感じに描いてみた。
描いてみてはじめて気付くのだが、色を組み合わせて作っていくことが非常に難しくその半面面白い。水を合わせたり、他の色を足したりする感覚が水彩画の醍醐味である。
さらに、人間の手相のように細かく線が入っている葉っぱのカタチ。
一枚、一枚微妙に違うし、僕もまったく同じには描けないもどかしさ。
家族に見せたら、意外と味があって上手いと。。。。
ちょっと、否かなり調子に乗ってしまった僕はもう誰にも止めることができない天狗になっていた。
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またしても、庭から「ミヤコワスレ」という花を採取してきて、ゆっくりと腰を据えて白紙の画用紙とにらめっこ。
どうですか・・・・
個人的には、なぜヒマワリのように花がこっちを向いているのか気になりますが、それには理由があるんです。
なぜ、こっちを向いているのか??
「ミヤコワスレ」ってお別れとか、哀愁の花言葉があるんですよね~
そんな寂しい気持ちを隠したくて、画用紙の中では見た人の心を照らすように咲いて欲しかったんだ。っていう願望が表に出てしまった。
久しぶりに、少年のような気持ちでワクワクして描いてしまったもので、
絵の具の分量配分がまったくわからなかった。かなり余ったので、もう一枚おまけに今度はレベルを格段に上げて風景チャレンジ。
空と海の水色の配色加減が難しいが、なんとなくまともに仕上がってしまった。
この写真は、沖縄の東平安名崎。
僕が死ぬまでに行ってみたい場所のひとつだ。
じっくりと何かに熱中して物事を進めていると、
今まで考えていた小さな悩みも、これから待ち構えている現実もすべてを忘れさせてくれる。
インドアでもできる、水彩画の旅。
自分と向き合う時間を保つためにも、大切な旅だと思う。