どうも。
旅するようにゆるりと生きている、けーたです。
ちょっと堅苦しく感じる方もいるかもしれませんが、今回は近況をご報告します。
僕は今まで本当に自由奔放に生きてきてしまったので、そろそろ腰を据えてじっくり働こうかなと感じています。
なぜ、このように思ったのかというと、一番は親にこれ以上迷惑を掛けたくないと思ったからです。
僕らはひとりで生きているわけではなくて、少なからず誰しもが家族というひとつの枠組みの中で生きています。その枠組みから外れた世界には仕事があったり、友人、彼女があったり新しい自分の居場所が存在するわけです。
日本に帰国してから、しばらく僕は外との接触をシャットダウンして家にばかり引き籠っていました。
何をしていたのかというと、主に在宅ワーク、読書、歴史や経済の勉強。そして、英語や中国語の勉強もしていました。
職業訓練で習得したプログラミングは既に熱が冷めて、教材は部屋の奥にしまい込んでしまいました。ずっとパソコンのキーボードをカタカタしているよりも、もっと大切なことがあるだろうと感じたわけです。
熱しやすく冷めやすい。
だけなのかもしれませんが。
僕は何をしても長続きしないんだなと、今でも心が挫けています。
そんな時、歴史と経済が同時に学べる一冊の本と出逢いました。
本当に心が挫けそうに辛い時、やはり本を読むと立ち直れるんだなと痛感しました。
痛いくらいに今の僕の心へと突き刺さった。
どんな言葉が響いたのか??
「川を上れ、海を渡れ」
Go up the river, and cross the sea
既にご存知の方も多いと思いますが、新入社員への歓迎の言葉として語られることが多い言葉です。
川を上るとは、今の時代を遡り歴史について学べ。
海を渡れとは、海外へ飛び立ち外から日本のことを学べ。
このような解釈として使われています。
この言葉を聞いて僕はハッと!させられました。
こんなところで在宅ワークをして、気楽に過ごしているわけにはいかないと。
実際、在宅やリモートワークは孤独です。よく、「自由ですごく楽そうなイメージ」を持たれるのですが、全然自由でも楽でもありません。
僕がやってみた感想としては、
締切が差し迫る心理的圧迫感、仕事が無い時の焦燥感。
これらが圧倒的に高いです。
ですが、ライバルがいなくて自分のペースで仕事ができるので、他者と競うのが苦手な方にはピッタリでしょう。
他人との接触をとことんシャットダウンしたおかげで、僕は本とパソコンだけが友達になっていました。アンパンマンの「愛」と「勇気」だけが友達みたいな感覚です。
さて、どうしたものか。
失われた時間は戻ってはきません。流行りのTV、音楽、映画もまったく興味が無くなりました。時間がもったいなくて外出することすら面倒になり、お風呂に入る時間すら惜しいくらいでした。
ですが、しっかりと睡眠は確保しました。
極論、ここまで行くと人間ダメになりますね。
やはり川を上れ、海を渡れなんですよ。
昔の日本みたいにガチガチに鎖国して、国外の情報を知らないままだと発展もしないし、良いアイデアも生まれてこない。
ということで、僕は某金融機関の筆記試験を受けてみました。