時代の流れとともに、家畜として飼われていた動物たちもいつの間にか家族の一員となるくらいの手厚い扶養を受け、とても大切に扱われている。
SDGsがどうとかと言う以前に、昔よりは随分ペットを大切にしている。
ペットのお墓もあるし、旅行やキャンプ、登山などのアクティビティなどどこにでも気軽に連れて行っても、特に文句を言う人はいない。
ペット用の服もあるし、ペットフードも人間でも食べられるのではないかと見間違えてしまうほど美味しそうなものが店頭に並んでいたりする。
愛くるしいペットの遊ぶ姿や寝顔は見ている人を癒してくれる。
SNSやYoutubeなどの動画サイトでも動物たちの動画は人気で落ち込んでいる時に見ると自然と口角が上がり笑顔になる。
ストレスが溜まって心がモヤモヤしているなぁとか、上司や両親に怒られて機嫌を損ねている時は是非、動物を触ってみることをお勧めします。
動物セラピーでも医学的に証明されており、血圧や脈拍が落ち着いたりと精神面で大きな効果が期待できます。
動物愛護の観点から見ると
ペットが増えてきた分、それと比例するように世話をできなくなってきた人が放し飼いする事例が増えてきました。
これを防止するためにマイクロチップを動物の体内に埋め込むという計画も進行しています。僕ら人間の身勝手で動物たちの体を傷付けていいはずがないと個人的には思っています。
近年話題となっているのが「ペット先進国」というキーワードです。
動物を守るための法整備や、動物と一緒に快適に暮らすための生活様式の構築などがしっかりと行われている国はどこか?
日本ではペットショップで犬や猫を販売してはならない。という法律はありませんが、ペット先進国のイギリスではこの法律が存在します。
他にもオーストリアでは殺処分施設が無いなど、動物の権利がとても保護されているのがわかります。
日本は残念ながらペット先進国と呼ばれるほどペットを愛護する権利は進んでいません。
法律ができてから動くのではなく、自分は何が正しいと思うのか。
動物の為には何をしたらいいのか。
ひとりひとりが考える時代なんだと思います。