毎日のように同じ会社へ通勤し、決まった時間をがんばって働く。
その対価として「給料」をいただく。
そんな仕組みに違和感を感じている人もいるだろうし、そうじゃない人もいると思う。価値観は人それぞれだが、自分の好きな場所で好きな時間に仕事ができたら、いかに幸せな事か。
そう考えたことがある人は少なからずいると思う。
しかし、そんな理想的な仕事をしている人はほとんどいないので、まず諦めよう。パソコン一台で仕事をすることは現実的に可能ではある。
その為にはITや法的な知識、または簿記の知識も必要になる。どんなに優れた知識を持っていても誰かに雇われている限り自由な生き方はできない。
実は意外と知られていないのだが、仕事をする上で必要な分野をすべて学べる資格がある。
それが、「中小企業診断士」だ。
中小企業診断士とは
この試験の良いところは受験資格が「年齢・性別・学歴等に制限なし」という点だ。つまり誰でも受験できる。中卒だろうが東大だろうが関係はない。
日本は未だに大きな学歴社会の壁が存在する。大卒、高卒では出世するタイミングも基本給与も差が出る。そんなことをきにせずにこの資格は勝負できる。
ただし、合格までの道のりは容易ではない。
7科目の試験科目
2日間で7科目の試験を受験する必要がある。
経済学・経済政策・・・マクロ経済学とミクロ経済学
財務・会計・・・簿記2級レベルの知識があると有利
企業経営理論・・・中小企業診断士の核的な部分
運営管理・・・製造や小売り業を経験した人は有利
経営法務・・・知的財産権、会社法、民法
経営情報システム・・・ITパスポートの知識があると有利
中小企業経営・中小企業政策・・・中小企業白書からの出題が大半
と、このように7科目あり範囲も途方もない広さですが学ぶ価値は十分にあるでしょう。この7科目は3年間で取得できればいいので年度ごとに分けて受験してみる方法もあります。
二次試験は筆記と口述がある
さらに面倒なのですが、筆記と口述の試験があります。
資格の学校TACが模範解答集の無料送付を行っているので興味ある方は申し込んでみましょう。
口述試験は試験自体の時間は約10分間となっており、合格率はほぼ100%です。
おすすめの講座
僕がおすすめするのは「 中小企業診断士試験講座レボ」です。
自分の好きな時間に受講できる講座です。
他社に比べ圧倒的に価格が安いのが特徴で、スマホ・タブレットでの視聴も可能。さらに図やイラストを多用し、フルカラーでテキストを提供しており2次試験までフルサポートしてくれます。