どうも。
旅するようにゆるりと生きたい、けーたです。
新型コロナの影響もあって、世界は今までの暮らしとすっかり変わってしまった。
良かったことは、僕が嫌いだった会社の飲み会が全く開催されなくなったことだ。
大多数の人がライブもいけなくなり、旅行も出掛けられなくなり、新型コロナに好きなことを奪われてしまったのではないだろうか。
ここ最近になってGotoトラベルで旅行業界も少しは活気付いたが、冬になるに連れて活気も萎んでいきそうな予感がする。
僕は今でこそ旅好きでアウトドアだと思われがちだが、以前は生粋の引きこもりだった。
だからホームステイなんて言われても痛くも痒くもなくて、淡々と毎日を過ごすことができた。淡々と一日を過ごしていたら、また刺激が欲しい欲望に掻き立てられてきた。
刺激とは、薬物とかアルコールとかそういった類ではない。見知らぬ景色とか。非日常の空間を追い求めることだ。
こちらでは、日本の観光地も最安値で旅することができる。
ありがたいことに家にいても仕事はあるのだが、さて何のために働いているのかなと最近、常々思うようになってきた。
もしかしたら、独身で子供もいないので考える悩みがないことが一つの理由なのかもしれない。だけど、なんだかもどかしい感情だ。
とある企業で経営者に言われた言葉。
「いつも今日の飯が食べられればそれでいいと思って仕事をしていては駄目だ。どうしたらみんなが効率よく仕事をできるか考えろ」
だが、インドではまったくの正反対な意見だった。
「明日、死んでるかもしれないから今日食べられる分だけ稼げればそれでいい。」
なんか童話の「アリとキリギリス」に若干似ているなと感じた。
あなたはどちらだろうか??
これも正解も不正解も無いと僕は思う。
ちなみにそう話してくれたインド人の眼は輝いていて綺麗だった。
よくサラリーマンの眼は死んでいると言われることが多い。
僕は日本で当たり前のように過ごしていたら、眼を輝かせるなんて人を見掛けないまま生涯を終えていただろう。
インド人の眼は本当に輝いている。希望に満ち溢れているので、一言一言にも活力を感じることができる。
ちょっと話が逸れたが、仕事は誰かの役に立つことなんだと僕は思っている。
だけど、働いていて苦痛ならばどんな仕事だろうが潔く退職する道を僕は勧める。
何度も転職してきたが、辞めることは悪いことでもないし、恥ずかしがることでもない。そんな風潮になっている日本の仕組みを僕は変えてあげたい。