年が変わると心機一転して、住んでいる家を変えたくなる人も出てくるそうだ。自己啓発本でもよく、住む場所と会う人を変えて人生を変えようという謳い文句が満載である。
だが、なかなか重い腰も上げられないし、賃金の上がらない日本では思うように資金も貯まらない。
そんな中、新型コロナウィルス禍を機にテレワークなど柔軟な働き方が広がり、どこでも同じように仕事ができる「転職なき移住」を実現しようと国が地方に働きかけている。
都会に生活拠点を残しつつ地方で暮らす「2拠点移住」も進んでいる。全国自治体アンケートによると移住希望者が一番重視している点は「子育て環境」とのこと。
人口が過疎化して人が集まらない自治体は就業支援や企業支援よりも子育て環境に力を注いだ方が今後は人も集まりそうだ。
地域おこし協力隊も人口減少対策に希望の光を注ぎ込んでいるが、それぞれの自治体によって明暗が分かれているのが現状。
移住につながる参考事例
・山形県遊佐町
自治体が空き家をリフォームしてくれたり、2泊3日の田舎暮らし体験ツアーがあります。ZOOMによるオンラインセミナーも開催!
・宮崎県えびの市
なんと空き家のVR内覧が可能です!!現地に足を運ばなくても遠くから移住を希望される方にオススメです。VRは間取り図付きでご覧になれます。
・愛知県豊橋市
公立の学校で「イマージョン教育コース」を開講しています。これは、学校の教科を母語ともう1つの言語で指導する課程です。
・鹿児島県南種子町
鹿児島県は「山村留学」受け入れ数 全国1位で有名です!中でも珍しいのが「宇宙留学」と呼ばれる1年間の短期留学制度です。
・鹿児島県三島村
報償と引っ越し費用が目を惹きます。
①報償
子牛1頭または現金50万円(単身者の場合は30万円)
②引越費用
100,000円以内