最近のLCCの機内食は、年々驚くべき進化を続けています。
対象は世界中の国に住む観光客ですからね~
宗教に配慮し、アレルギー食材は極力控え目に。
コンビニの弁当や学校給食よりも神経を研ぎ澄ませながら、作られているのです。
そんな機内食について今回は調べてみました。
宗教に配慮された機内食
個人的に一番面白いと思ったのは、ユダヤ教徒向けの機内食ですね。
ユダヤ教の掟に従って祈りが込められているのです。
開封前はこんな感じ。
まず、乗客がシールを剥がして開封してから客室乗務員が食事を温め、再度提供します。
ANA(全日空)によると、国際線が就航した約30年前、乗客の大半は日本人だったが、2016年から日本人と外国人の割合がほぼ同じになったそうです。
イスラム教徒やヒンズー教徒のために、豚肉や牛肉を使わない食事を選べるようにするなどきめ細かい対応を続けているってことですね。
塩分も控えめに
健康や体質に不安がある人も増えてきました。
乗客も「アレルギーの原因になる食材が含まれていないかどうか」確認する人もたくさんいる。
日本航空(JAL)では、そばや卵など一部の食材を使わない食事を始めている。
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宗教や健康問題に配慮した機内食は特別食として扱われ、日本の航空会社は約20種をそろえる。
事前にインターネットや電話で申し込めば、通常の機内食の代わりに出される。
短期間での成果はどこまで広がるのか
食事を有料で提供するLCCが台頭する中、機内食の充実化は航空会社にとって避けては通れない課題となっている。
椅子を広げるなど機材を変更するには数年かかるが、機内食は短期間で独自色を出せる。
例えば、JALでは2011年から「モスバーガー」や「吉野家」など有名飲食店とコラボし機内食を出している。
これからどこまで広がるのか、楽しみだ。
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