どうも。
10連休のど真ん中でちょうど時代が令和に切り替わった。
みなさんは令和初日をどのように過ごしただろうか。僕は切り替わった瞬間に布団に潜り込み、大人しく眠りに就いた。
その翌日、、
僕らは新潟を南下し、群馬も遥か南下し、埼玉付近まで車を走らせた。
三台で並んで出発したはずが、一台だけ「翔んで埼玉!」に向かってしまうというハプニングが発生。
人間の数だけ思考があるのだ。
ひとりひとりの足並みが揃うはずもないことは百も承知していた。
なんとかお互い連絡を取り直し、無事に合流を果たす。
新潟を出発して約3時間ほど経過したころだろうか、ひたすら車を走らせ続けて、やがて民家も少なくなりはじめ。クネクネとしたカーブが運転手の苛立ちを募らせ、乗車している者は次第に飽きてきて、若干気持ちが悪くなってくる。
変わり映えのしない景色が永遠と終わりのないように僕らの目の前を通過していく。左には流れる川、右にはそびえ立つ崖。
だが、このような秘境の地でも観光客は途絶えない。すれ違う車の数は、それなりに多いと感じた。
やっと民家が見えてきたかと思うと、至る所に鯉のぼりが掲げられている。
まるで異世界にタイムスリップしてきたかのような感覚。
そう、
ここは綺麗な川が流れ、神々しい太陽が町を照らす。
「神流(かんな)町」だ。
神流町鯉のぼり祭り
コテージへのチェックインが15時から18時とシビアであり、かつ1時間遅刻するごとに1000円の罰金徴収システムがある「星の降る森」。
僕の気持ちもシビアになり、気持ちだけが急かされる。
この時点で、14:00!!!
いや、絶対遅刻だ、これ(*_*)
そんな中、鯉のぼり祭りは通過することしかできず、立ち止まって見ることはできなくて非常に残念だった。だが、これは仕方のないことだ。
これが、奇跡の一枚となった。
毎年、ゴールデンウィークになると800匹の鯉のぼりが宙を舞う。
他の鯉のぼり祭りとはまた違った視点で鯉のぼりを堪能することができ、子供だけでなく大人でも息を飲み込むほど圧倒される光景だ。
当然この付近では大渋滞が発生し、とても人気のある祭りとなっていた。
恐竜センターもあるよ。
鯉のぼり以外にも駐車場が満車になっていた施設があった。
それは、令和元年5月1日にリニューアルオープンしたばかりの「恐竜センター」だ。他の恐竜博物館との大きな違いは、
- 化石発掘体験
- 化石レプリカ作成体験
大人でも体験してみたいってワクワクしたい気持ちが湧いてくるのは僕だけだろうか。あまりに場違いかと思い、表立って感情には表わさなかったが、指を咥えて窓ガラス越しから眺めている自分がいた。
一行は上野村を目指す。
鯉のぼりと恐竜に誘惑されながら、ぼくらは上野村を目指す。実は、後々知ることになるのだが、今から時をさかのぼること約35年前の夏・・・
それは、また次回の物語。。