登山による筋肉痛で足腰を痛めながらブログを書いています。
さすがに初めての2000m級登山は少し過酷でした。
ですが、同じ山の頂を目指す仲間がいたからこそ無事に下山できたのだと思います。私が今回登ったのは新潟県湯沢町と長野県栄村の境にある「苗場山(なえばさん)」です。
苗場山(なえばさん)とは??
苗場と聞くと日本最大級のロックフェスで有名な「フジロック」を思い浮かべる人もいるでしょう。また、苗場スキー場も有名なのでスキーやスノーボードで訪れる人も知っていると思います。
僕も一度山頂へ行ったことはあるのですが、それはドラゴンドラを使って軽々登ったので登山ではありません。
苗場山は環境省の日本の重要湿地500選に認定されており、面積は700ヘクタールという広さです。
標高は2,145mで、日本百名山の一つでもあり上信越高原国立公園に指定されています。
コースはいくつかあるのですが、日帰りにおすすめな小赤沢コースを選択。
3合目から登れるショートカットコースで駐車場にはトイレもあります。ただし、携帯の電波は届かないのでグーグルマップを利用して登山口へ向かう人は要注意です。
では、登っていきましょう
こちらが登山口で非常にわかりやすいです。登山届も記入できるので万が一の場合に備えて必ず登山届は記入しましょう。朝の空気は気持ちがいい。
前半はこのような登山道になっており張り巡らされた根の隙間を歩いていきます。自然の生命力の偉大さに感謝しながら一歩ずつ進みます。
4合目付近でメガネの落とし物がありました。登山の時は汗をかくのでどうしてもメガネは邪魔になるんですよね。ポケットやリュックにしまったつもりがいつの間にか脱落。そんなこともよくある話です。
ちょうど6合目を過ぎたあたりから見晴らしがよくなってきます。それと同時に地獄の鎖場が待ち構えています。私は登りの鎖場より下山の時が怖いなと感じます。
この景色が見えてきたらもうすぐで山頂みたいなものです。
雲に囲まれながら天国のような絶景を楽しみましょう。
小学生のような小さな子供たちが登っていると私たちも弱音を吐いていられないなと感じます。ただ、先に見据える景色がとても綺麗なので疲労を吹き飛ばすように足が前へ進みます。
これが「日本の重要湿地500選」の実力です。まるでカナダの湿原を思わせるような息を飲む絶景。楽園と呼ばれる所以がよくわかりました。これはここでしか撮れない。
これはsnowpeakとスターバックスがコラボしたドリップコーヒーだ。
うん、アウトドアな味がする。やはり山頂で飲むコーヒーは格別だ。
山頂には
山頂へ行くとすぐ目に入るログハウス風の建物がる。大型の宿泊施設で定員92名。紅葉時の宿泊客が多く、現在予約を受け付けている。
新型コロナウィルスの影響もあり経営に打撃を受けているようだが、この山頂から見る星空は想像を絶するのだろう。
寝具の提供もあるので寝袋を持ってこなくても宿泊可能です。
ちなみに苗場山という名前のお酒がある。山頂のログハウスで販売しているわけではなく、下山後のお土産屋さんに立ち寄ると販売されている。飲み比べ5種のドレス瓶がオシャレ。
下山後の温泉
汗を流し、疲れを癒すためにも下山後の温泉はおすすめです。
温泉はネットで調べるとたくさん出てくるので、まず困ることはないでしょう。小赤沢の近くだと小赤沢温泉 楽養館があります。
ただし、ここは露天風呂が無いので、個人的には露天風呂がある
結東温泉 秋山郷萌木の里や秋山郷結東温泉かたくりの宿がおすすめです。