どうも。
旅と温泉があれば何もいらない、けーたです。
旅と言えば私は温泉が付き物だと個人的に思っています。
旅の疲れを癒してくれるのもそうなのですが、
温泉だけを楽しむために旅をしたくなるものです。
サウナブームに乗り、温泉を調べる人も増えてきており同時に温泉ソムリエ、温泉保養士、温泉入浴指導員、温泉利用指導者、温泉観光アドバイザーといった資格も人気を集めている。
そんな温泉について意外と知られていない泉質について調べてみました。
目指すは温泉コンサルタントと言いたいくらいに調べましたのでぜひご一読願います。
温泉の泉質の種類
温泉の泉質は化学成分の種類とその含有量によって決められています。
なお、分類については一般社団法人日本温泉協会様のホームページを参考としました。
単純温泉
万人にやさしい湯で、子供からお年寄りまで安心して入れます。
その理由は含有成分の量が一定値に達していない為刺激が少ないという点です。その為、家族風呂などに向いており弱アルカリ性のpHだと美肌効果も期待できます!
基準:溶存物質量(ガス除く)1000mg/kg未満、湧出時温度25℃以上
塩化物泉
海に近い温泉に多い傾向です。海水に似た成分を含み、塩辛く無色透明。
塩の成分で皮膚がコーディングされる為、湯冷めしにくいといわれています。また塩の殺菌効果で傷を癒してくれます。
基準:溶存物質量(ガス除く)1000mg/kg以上、主成分が塩化物イオン
炭酸水素塩泉
皮膚の脂肪や分泌物を乳化して洗い流すため、石鹸の様に皮膚を浄化してくれる美肌効果を期待できます。また、入浴後は皮膚からの水分の発散が盛んになるので清涼感が残ります。
基準:溶存物質量(ガス除く)1000mg/kg以上、主成分が炭酸水素イオン
硫酸塩酸
基本的な効能は塩化物泉と同様で湯冷めしにくく、切り傷、火傷にも効果があります。動脈硬化症にも効果があり、鎮静作用や血圧の降下作用もあります。血流が良くなるので肌の蘇生効果も期待できます。
基準:溶存物質量(ガス除く)1000mg/kg以上、主成分が硫酸イオン
二酸化炭素泉
二酸化炭素とは炭酸ガスのことです。体験したことがある人も多いと思いますが、入浴すると小さな気泡が身体に付着する為「泡の湯」といわれます。
血管の拡張作用があるので心臓に負担をかけることなく血行を促進できます。
基準:遊離二酸化炭素炭酸1000mg/kg以上
含鉄泉
浴用だけでなく飲用でもよく見かけます。飲用では胃酸の分泌を高め、鉄を吸収しやすく貧血予防効果があります。更年期障害、月経障害、冷え性などの女性に特におすすめです。
基準:総鉄イオン(鉄Ⅱもしくは鉄Ⅲ)20mg/kg以上
酸性泉
群馬県の草津温泉や山形の蔵王温泉へ行くと入浴できます。肌がピリピリするほどの刺激があり、水虫などの皮膚病・神経痛の方に特におすすめです。
刺激が強いと感じた場合は長湯を控え、シャワーで十分洗い流しましょう。
基準:水素イオン 1mg/kg以上
含よう素泉
ヨウ素とはうがい薬や傷薬で使用されている元素で、活性度が高く強い殺菌力を発揮します。非火山性の温泉に多く、時間がたつと黄色く変色します。
飲用では高コレステロール血症を改善する効果があります。
基準:よう化物イオン 10mg/kg以上
硫黄泉
硫黄独特の匂いがして長湯していると体にまで匂いが染み込みます。成分によりお湯の色がエメラルドグリーンや乳白色に変色します。効能としては生活習慣病やメタボリックシンドローム、シミ予防にも効きます。
基準:総硫黄 2mg/kg以上
放射能泉
すべての泉質の中で一番特徴が無いのが特徴です。無味無臭で見た目も違和感がありませんが、効果の幅は広く万能の湯と言われています。泉質の中でも唯一、痛風(高尿酸血症)に効果があります。
基準:ラドン 8.25マッヘ以上
pHと温泉の関係
ほとんどの温泉成分表にpHが記載されてます。
強アルカリ性:pH10以上
アルカリ性:pH8.5以上
弱アルカリ性:pH7.5以上8.5未満
当然、強アルカリ、強酸性となるほど肌への刺激も強くなります。
アルカリが強くなればヌルヌルに、酸が強ければピリピリに。
敏感肌の人には中性の泉質をおすすめします。
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