ぼくは、海外にいるときはほぼサンダルでの生活でした。
時にはドミトリーで暮らすバックパッカーの同志にサンダルを奪われそうになった時もあるくらいサンダルは履き心地が良い。
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いまの人はたいてい靴をはいているが、昔から日本人は靴をはいていたのではないことははっきりしている。
戦争が終わった時、靴をはいていたのは学生、兵隊、役人、サラリーマンなどのほんの少数だった。
大多数がカラコロと音が鳴る下駄をはいていた。
雨が降る女の人は高下駄をはいた。
靴は日本になじまない
いつからだろう。
外国のまねが高級だという錯覚が、下駄は古臭いと思われた。
わけもなく、靴に足を突っ込んで喜んだのは幼稚であった。
靴は空気の乾いたところでの履物。
日本のような高温多湿の風土にはなじまない。
そんなことを注意する人もいなかったら、おびただしい人が水虫にやられた。
下駄 VS 靴
下駄なら水虫の心配もないし、足の指をいくらかはたらかせて、健康的である。
ダテにはいていたのではない、合理的だったのである。
ただ、歩くには靴が勝っている。
見ていても美しい。
靴を履く人たちは歩くことを大事にする。
散歩やウォーキング、ランニングっていう楽しみを見出したのも、靴のおかげ。
ワラジだけでは、歩くおもしろさには達しなかっただろう。
歩き方を教えてください
明治になり、日本へやってきたイギリス人が、歩いて見せたが日本人が「散歩」って言葉を理解するのに100年近く掛かった。
慣れない靴を履くのだから、こどものときに歩き方を教える必要があったのに、だれもそれに気付かなかった。
文明開化のダンスは習ったが、最も重要な正常歩ということすら知らなかった。
靴をつくるところが、外国のものの見よう見まねでつくるから、足によくない。
女性のハイヒールをこしらえたのはいいが、カカトに力がかかる歩き方をしている日本には適合しない。
日本女性で腰痛が多い原因は、靴にもあるんですよね。
歩き方って、その人間を表しますからね。
かといって、ピンと背筋を伸ばして歩くほど、紳士でいるのも疲れるな。
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