はじめに
世界一周や海外旅行で必須の持ち物として、ぼくはMacとiPhoneをオススメする。
もちろんiPadでも構わないが、このアップル製品を連携させることにより写真のアップロードや保存、データ共有が驚くべき短時間で完結する。
万が一、旅の途中でどちらかが壊れたり紛失したりしても1台が残っていればデータは紛失しないで済むからだ。
アップル製品は連携させよう
そもそも、アップルの製品はMacからはじまり、13年ほど前にiphoneが発売され、続いて10年ほど前にipadがリリースされた。
当時はそれぞれ、iTunesというアプリを使って同期することが前提だったが、9年前の2011年秋にリリースされたiCloud以降、クラウド経由でさままざまなデータを共有していく方向に進みつつある。
本来本体であったMacのストレージがSSD化されると同時に、あまり大容量化されなくなり、最近ではクラウド側を本体として、Mac、iPhone、iPadのそれぞれにデータを同期して使うという形が主流となっている。
最近のアップル
最近のアップルは、すべてのデータはクラウドに一度アップして、そこから各端末にダウンロードして活用するような使い方が中心になっている。
iCloudアカウントさえ入力すれば、どの端末でも自分の書類に触れることができ、作業ができるというのが、理想的な環境だろう。
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iCloudとiTunes
- iCloudとは・・・
データ同期のためのキーとなるアカウント。現在は通常@iCloud.COMという形式のものが使われている。
アップルIDとほぼ同義だが、アップルIDはiTunesアカウントも含んでいる。
- iTunesとは・・・
音楽やアプリを購入する際の決済のためのアカウントで、たとえば同居の夫婦や家族で共有してもいい。
だから、正確に言うと夫婦・家族間でカレンダーやメールを別々に使っていても、iTunesの決済は一緒におこなっているというケースはあり得る。
どちらもアップルIDではあるが、同期するにはiCloudアカウントさえ合っていればいい。2
設定は同期をONにするだけ
それぞれの機器を設定する時にiCloudのアカウントを入れて、その同期をONにすると、それぞれ共通のデータが使われるようになる。
たとえば、サファリならブックマークが共有され、メモならメモの内容が写真・appなら写真自体がそれぞれ同期される。
このデータの同期は端末ごと、アプリごとにON/OFF可能で、同期したくない端末に関してはOFFにしておくこともできる。
それぞれ「設定」の「iCloud」から変更可能。