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不安神経症なのに投資してしまう私――「心配性」と「投資家」が同居するとこうなる

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不安神経症 × 投資」という一見矛盾したテーマを、見ただけで理解できる画像

「投資は余裕資金で行いましょう」

投資を始めると、必ずと言っていいほど目にする言葉です。

はい。

わかっています。

わかっているのですが……。

私は不安神経症を抱えながら、なぜか投資をしています。

株を買う。

暗号資産を買う。

そしてチャートを見る。

上がれば、

「もっと上がるかもしれない!」

下がれば、

「このまま暴落したらどうしよう……」

……。

どっちに転んでも不安です。

いったい私は、何をしているのでしょうか。


不安神経症なのに、なぜ投資するのか?

普通に考えれば、不安が強い人ほど投資には向いていないように思えます。

だって投資には、

  • 価格が下がる
  • 将来がわからない
  • 損をする可能性がある
  • 経済ニュースが気になる
  • 為替が動く
  • 金利が変わる
  • SNSで誰かが「暴落!」と叫ぶ

という、不安材料が山ほどあります。

もはや投資を始めると、

「不安のテーマパーク」

に入場したようなものです。

しかも入場料まで取られます。


株価が下がると、脳内会議が始まる

例えば、保有している株が5%下落したとします。

普通の人:

「まあ、長期投資だからね」

私:

「……。」

「5%か。」

「……。」

「昨日より下がったな。」

「……。」

「これは一時的な下落なのか?」

「それとも暴落の始まり?」

「世界経済は大丈夫なのか?」

「アメリカは?」

「中国は?」

「金利は?」

「戦争は?」

「インフレは?」

そして最終的に、

「そもそも私はなぜ生きているんだろう」

まで行きます。

いや、株価5%下がっただけです。

話が大きくなりすぎています。


暗号資産を始めると、さらに大変

そして暗号資産です。

ビットコインが上がれば、

「すごい!まだ上がるかもしれない!」

イーサリアムが上がれば、

「Web3の未来が来た!」

アルトコインが上がれば、

「これはもしかして……億り人?」

ところが翌日、10%下落。

「……。」

「昨日の私は何だったんだ?」

暗号資産市場は、感情のジェットコースターです。

しかもジェットコースターなのに、

シートベルトが自分のメンタルです。

かなり心もとない。


それでも投資を続ける理由

では、なぜ不安を感じながら投資するのでしょうか。

私の場合、その理由の一つは、

「未来への不安を少しでも減らしたい」

という気持ちがあります。

これは投資家として、かなり皮肉な話です。

未来が不安だから投資する。

ところが投資をすると、

今度は価格変動が不安になる。

つまり、

未来への不安を減らすために、新しい不安を購入している。

何をやっているのでしょうか。

スーパーで牛乳を買う感覚で、

「不安ください」

と買っているようなものです。


投資は「未来をコントロールすること」ではない

ここで少し哲学的な話になります。

人間は未来がわかりません。

明日、株価が上がるのか。

ビットコインが上がるのか。

景気が良くなるのか。

自分がどういう人生を送っているのか。

誰にも完全にはわかりません。

だから人間は、未来を予測しようとします。

経済ニュースを読む。

チャートを見る。

専門家の意見を見る。

SNSを見る。

YouTubeを見る。

そして最後には、

「この人の予想、当たるかな?」

と占い師を探すようになります。

でも、投資において大切なのは、

未来を完璧に当てることではなく、未来がわからなくても生きていける状態をつくること

なのかもしれません。

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「投資しない」という選択も投資家の一部

投資をしていると、

「もっと買わなければ」

という気持ちになることがあります。

株価が下がれば、

「今が買い場だ!」

上がれば、

「乗り遅れるな!」

SNSを開けば、

「今買わないと一生後悔する」

という言葉が飛び込んできます。

しかし、ここで一度立ち止まる。

「今日は買わなくてもいいんじゃない?」

これも立派な投資判断です。

投資家だからといって、毎日売買する必要はありません。

チャートを見ない日があってもいい。

ニュースを見ない時間があってもいい。

現金を持っていてもいい。

むしろ、

何もしない能力

は、投資家にとってかなり重要なのかもしれません。


不安があるからこそ「投資ルール」を作る

不安が強い人ほど、

「その場の感情」で投資をしない仕組みを作ることが大切です。

例えば、

① 生活費と投資資金を分ける

「このお金がなくなったら生活できない」

というお金まで投資してしまうと、値動きが精神的な負担になります。

投資するのは、あくまで余裕資金。

これは基本中の基本です。

② 投資額の上限を決める

「今日は気分がいいから買おう!」

ではなく、

「この資産にはここまで」

と事前に決めておく。

③ チャートを見る時間を決める

一日中チャートを見ていたら、精神的に疲れてしまいます。

朝に見る。

夜に見る。

あるいは週末だけ見る。

自分に合った距離感を作ることが大切です。

④ 暴落を想定しておく

「30%下落したらどうする?」

「50%下落したら?」

あらかじめ考えておけば、実際に下落したときのパニックを少し抑えられます。

 


「不安だから投資をやめるべき」とは限らない

不安を感じやすいからといって、

「自分は投資に向いていない」

と決めつける必要もないと思います。

むしろ、

自分が不安になりやすいことを理解している投資家

には、それなりの強みがあります。

「自分は強気になりすぎると危ない」

「暴落するとパニックになりやすい」

「SNSを見ると買いたくなる」

こうした自分のクセを知っていれば、対策できます。

投資で大切なのは、

自分の性格を無視して投資することではなく、自分の性格に合わせて投資方法を設計すること

なのかもしれません。


投資で一番難しいのは「自分の心」

投資の世界では、

「ファンダメンタルズ」

「テクニカル分析」

「チャートパターン」

「マクロ経済」

など、いろいろな分析方法があります。

もちろん、それらは重要です。

しかし、最後に立ちはだかるのは、

自分の感情

だったりします。

「怖いから売る」

「上がっているから買う」

「みんな買っているから買う」

「下がっているから取り返そうとする」

これを繰り返していると、投資というより感情のジェットコースターになります。

そして私は思うのです。

「株価より自分の心を分析したほうがいいのでは?」

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不安を完全になくす必要はない

不安神経症に限らず、人間は未来に不安を感じます。

お金。

仕事。

家族。

健康。

老後。

人間関係。

そして投資。

不安を完全になくそうとすると、かえって不安について考え続けることになります。

だから、

「不安があるけれど、それでも今日は普通に生活する」

くらいでいいのかもしれません。

投資も同じです。

「絶対に儲かる投資」を探すのではなく、

「多少失敗しても生活と心が壊れない投資」

を目指す。

このほうが、長く続けやすいでしょう。


まとめ――不安な投資家でもいいじゃないか

不安神経症なのに投資をしている。

一見すると、

「それ、大丈夫なの?」

と思われるかもしれません。

私も、ときどき思います。

でも、投資をすること自体が悪いわけではありません。

重要なのは、

自分の心と資産を守れる範囲で投資すること。

そして、

投資より人生を大切にすること。

株価が上がっても一日。

下がっても一日。

でも、家族と過ごした時間や、読んだ本、歩いた道、笑った時間は、チャートには表示されません。

投資家になると、つい資産残高ばかり見てしまいます。

「今日は+10万円!」

「今日は−20万円……」

でも人生の本当の資産は、それだけではありません。

だから私は、

「資産を増やすこと」だけではなく、「不安に飲み込まれずに生活すること」も長期投資の一部

だと思っています。

今日もチャートは動いています。

世界経済も動いています。

ビットコインも動いています。

そして私の心も動いています。

……。

全部動いている。

だからこそ、

今日は少しだけ画面を閉じて、

お茶でも飲みましょう。

投資は明日でもできます。

人生は、今日も進んでいます。

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