廃棄家電に潜む大鉱脈
資源小国といわれる日本だが、実は豊富な金属資源が存在する。国から離れてみて気付く自国の文化はたくさんあるものだ。
それらが眠る「鉱山」とは、家電や携帯電話などの廃棄機器のことだ。
例えば、携帯電話1台からは0.03グラムほどの金が抽出される。
2016年度に回収された使用済み携帯電話は約700万台だから、ざっと210㎏の金が含まれる計算だ。
埋蔵量は世界屈指
物質・材料研究機構のデータによると、日本の「都市鉱山」に蓄積されている金は約6800トンにも上り、全世界の埋蔵量の約16%分に相当する。
液晶パネルの製造などに使われるインジウムも16%が日本の都市鉱山にあり、これは全世界の消費量の約4年分を賄える量だ。
インジウムやニッケルなどは世界的に埋蔵量が少なく、レアメタルと呼ばれる。
近年、需要の拡大によって価格は高騰、インジウムはここ5年で5倍ほどに暴騰している。
しかも、インジウムやニッケルの蓄積需要量は2050年までに「潜在的な埋蔵量」を超えると予測されており、今後、世界的な供給不足は避けられない。
まとめ
携帯電話が普及し始めたミャンマーでは既にレアメタルの回収をビジネスとして動き始めている。
世界でも屈指のレアメタル保有国であるミャンマー人が日本のレアメタルに目を付けているのだ。日本人も近年、レアメタルの回収に取り組み始めてきたが、どうやらミャンマーに比べるとだいぶ勢いが弱い気がする。
回収ルートの確立していない機器は、金属類を回収することなく廃棄されたり、海外に買い取られるといったケースも多い。
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