みなさんは一日にどれくらいの時間スマホに触れているだろうか。
LINE、Twitter、Instagram、Youtube、Tiktok。
Facebookやclubhouseはあまり使わなくなってきた人が多いか。
最新ニュースや趣味、仕事の情報を得るために日々常に触っている気がする。
時にはゲームに熱中している時もあり、音楽を聴く時もあり。
僕自身ふと一日の行動を振り返ってみると、
朝起きてから夜寝るまでスマホに触れている時間がいかに長いか気付かされる。
それらを有効な時間と捉えるか無駄な時間と捉えるかはその人次第だと思うが、脳や体に与える負の影響は計り知れない。
そのことを克明に記した書籍が「スマホ脳」だ。
世界的なベストセラーとなっており、読んではいなくても名前くらいは聞いたことがあるという人も多いはず。
詳しい内容までは割愛するが、
うつ、睡眠障害、学力低下、依存症といった悩みがスマホと密接に関わっている事実を知ることになる。
これを読んで、スマホに触れる時間を減らした人もいれば相も変わらずスマホを触る人もいる。
長年染み付いた人の癖というものはアルコールやタバコ同様に容易に遮断できるものではない。
スマホに触る時間を別な時間に代替えする
スマホがこの世になければあなたは何をしていただろうか。
キャンプや山登りへ行くとスマホに触る時間が圧倒的に減る。
身体も癒されてなんだか、生まれ変わったようなスッキリとした朝を迎えることができる。しかし、夜更かししてスマホの画面を見続けていると、なぜか肩が重かったり、目が疲れ目でなんだか違和感を感じる。
最低でも夜寝る前の30分はスマホの画面を覗かないことをおすすめする。
代わりに眠くなるまで本を読む読書時間を設けよう。
面白いことに寝つきが悪い人は本を読むと寝つきが良くなる。
嘘だと思うかもしれないが、私も何度も読書しながら寝落ちしたことがあるので一度試してみてほしい。
あとはヨガなどをして体を動かすことだ。
キャンプ同様、ヨガもブームを迎えている。自然の中でやるヨガはなんとも言えないリラックス感がある。
スマホは麻薬と一緒
現代人の疲れはスマホから来ているといっても過言ではない。
とにかく最新情報を探したくなる一種の病気だ。
情報がほしい、ほしいと脳細胞が刺激されて情報を集めるが情報過多になりすぎて不要な情報まで得てしまう。
そうなると、脳は疲れて休息しようと指令を出す。
ぼくらはスマホに操れれている人間になってきたように感じる。スマホを操る側から操られる側へ。その先に希望は見出せるのか、といつも思う。
運が悪いことに新型コロナウィルスが輪を掛けるようにスマホの使用時間を押し上げている。こんな時代だから僕の伝えたいことはひとつだ。
「家族、恋人、友人など。大切な人と過ごす時間を大切に」