ソーセージの歴史
ちょっと歴史の勉強をしましょう。
ソーセージの起源は紀元前15世紀の中近東にさかのぼる。
ローマ帝国を経て欧州で発展し、背景には農業生産性に乏しい欧州の土地柄がある。
秋になると、多産で成長の早い豚をソーセージやハムなどに加工・保存し、冬場の貴重なたんぱく源にした。
肉を刻んで腸に詰めることで、命の恵みを余すことなく食べられる貴重な方法。
今では、国境も世代も越えて愛されている。
ドイツ
ソーセージといえば、真っ先に思いつくのが「ドイツ」ですね。
ドイツでは、豚の血を使う黒いソーセージ「ブルートブルスト」が馴染みの味です。
焼いて食べても、乾燥して硬いものはスライスして食べてもおいしい。
朝食の際は、中がペースト状の「メットヴルスト」をパンに塗って食べるのが手軽で美味しかったですね。
イタリア
イタリアのボローニャ地方もソーセージが有名で「ボローニャ」と呼ばれる名前の品種があります。
グリルで焼いたり、中身をほぐしてパスタソースに仕立てたりして食べていました。ボローニャ地方は北部ですが、南部へ行くほど辛みが増すそうです。
時期にもよるのでしょうが、寒い時期は厚切りにしておでんのように煮ていました。
フランス
フランスはあまりソーセージと言うイメージはないんですが、どこの国も当たり前のようにあるんですね。
生ソーセージの「ソーシス・ド・トゥールーズ」を焼いたり、ゆでたりして食べるのが定番のようです。
私も食べてみましたが、肉が詰まっていて歯ごたえがあって美味しいですね。
ちなみに、クリスマスでは白いソーセージ「ブーダン・ブラン」を食べるそうです。
焼いてみても、やっぱり白さが際立ちますね。
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